💸 被害額
6,807万円
👤 被害者
女性・80代
🕒 発生日時
2023/8
📍 都道府県
山口県周南市
📞 誰から
海外勤務中の医師を名乗る男
弁護士を名乗る人物
運送業者を名乗る人物
📱 使用されたツール
フェイスブック
LINE
プラスメッセージ
🎭 詐欺手口
SNSを通じて知り合った海外勤務中の医師を名乗る男
💭「国連の報奨金が150万ドルある。私の口座が使えないので、預かってほしい」
↓
報奨金を預かる手続きを行う
↓
この医師、弁護士、運送業者を名乗る人物ら
💭「報奨金が税関で保留されたので現金を支払う必要がある」
💭「あなたにマネーロンダリングの疑いがかかっており、嫌疑を晴らすため、現金を支払う必要がある」
💭「海外にいる医師の娘が病気になったので、治療費を代わりに払ってほしい」
💭「お金を返金したいが、返金を受けるための手続き費用の支払いが必要」
↓
およそ1年間にわたり、
・ATMなどから指定口座に90回にわたって4,957万円を振込む
・宅急便で4回、800万円送金する
・現れた人物に7回、1,050万円の現金を渡す
等して、すべてだましとられた。
↓
窓口で金融機関の職員から詐欺ではないかと声を掛けられたが、SNSの会話を信じ気づけなかった。
↓
翌年9月17日、金融機関が県警本部に通報しようやく発覚。
コメント
投資が関わらない国際ロマンス詐欺で7000万弱の被害額は驚きです。
なぜこの金額になったかというと、1年以上かけて100回以上送金を行ったからです。
一度は金融機関職員が詐欺を疑いましたが、女性は相手を信じ切っていて気づけませんでした。
ここで警察に通報されなかったのも被害発覚が遅れた一因でしょう。
女性は独居ということで、相談する相手もいなかったに違いありません。
発覚したのも金融機関からの通報ですので、女性は最後まで騙されていると気づけなかったわけです。
これはおかしいぞと気付くポイントとして、現金、それも手渡しでの授受はどのような状況であってもおかしいと思わなくてはなりません。
レターパックなど、現金書留以外での郵送も求められたら100%詐欺です。
記事全文
周南署は1日、周南市の無職の80代の女性が、SNSを通じて知り合った複数の人物に昨年8月上旬から今年の9月13日までの間に6,807万円をだまし取られる詐欺事件の発生を公表した。被害額は今年に入って県内で最高額だった。
同署によると、SNSはフェイスブック、LINE、プラスメッセージと音声通話も使用。
女性は一人暮らしだった。8月上旬ごろ、女性はSNSを通じて海外勤務中の医師を名乗る男と知り合い、この男から「国連の報奨金が150万ドルある。私の口座が使えないので、預かってほしい」などと言われ、報奨金を預かる手続きにあたり、弁護士、運送業者を名乗る複数の人物を紹介された。
その後、この医師、弁護士、運送業者を名乗る人物から「報奨金が税関で保留されたので現金を支払う必要がある」、「あなたにマネーロンダリングの疑いがかかっており、嫌疑を晴らすため、現金を支払う必要がある」、「海外にいる医師の娘が病気になったので、治療費を代わりに払ってほしい」、「お金を返金したいが、返金を受けるための手続き費用の支払いが必要」などと言われた。
このため、ATMなどから指定口座に90回にわたって4,957万円を振込▽宅急便で4回、800万円送金▽現れた人物に7回、1,050万円の現金を渡し、すべてだましとられた。
窓口で振込の手続きをした際に金融機関の職員から詐欺ではないかと声を掛けられたが、SNSの会話を信じ切っていて気づけなかった。9月17日になって金融機関が県警本部に通報し、周南署が捜査してようやく詐欺被害がわかった。
出典:日刊新周南電子版