警察官を名乗る特殊詐欺 わいせつ行為要求の新手口に注意を

💸 被害額

👴被害者

女性

🕒 発生日時

2025年上旬

📍 都道府県

全国

👤 誰から

警察官を名乗る人物

📱 使用されたツール

LINEビデオ通話

🎭 詐欺手口

警察を名乗る電話

🗣️「口座が犯罪に悪用されている。身の潔白を証明するためには指定された口座に現金を送金する必要がある」
🗣️「逮捕を免れるためには金銭が必要で、24時間監視する必要がある」

現金を送金してしまう

🗣️「身体的な特徴を確認する」 ←ここが新手口

上半身裸の状態にさせられる
ビデオ通話を長時間つないだ状態にさせられる
トイレや入浴中の映像も送らされる

裸の画像を使って脅迫される被害にも

コメント

具体的な個別な事件についてではありませんが、NHKから注意喚起の記事が出ていましたのでご紹介します。
現金の詐取にとどまらず、様々な口実をつけて女性の裸の動画を撮り、さらにそれを用いて脅迫を行うという卑劣な手口です。
こうしたことを警察がカメラ越しに要求することはありえないというのは言うまでもありませんので、ここではなぜこのような手口が増えたかについて考察してみたいと思います。
23年頃から活発化した特殊詐欺は、手口マニュアルの拡散によってトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)の間で大流行したという経緯があります。
そして、マニュアルと同時に拡散したものにターゲット名簿があります。
これは名簿業者などから不正に入手する、氏名・資産・連絡先・住所などが書かれているもので、特殊詐欺の多くはこの名簿をもとにターゲットに電話をかけていくという構造を持ちます。
その中でも資産を持つ独居高齢者のような『おいしい』ターゲットから優先的に狙われていきますが、詐欺の流行からすでに数年が経過し、こうしたターゲットはすでに手を付けられているか、他の犯人が先に試みて失敗している可能性が高いです。
実際、2025年の1件当たりの被害額は去年に比べ減少傾向となっています。
こうした状況の中、詐欺師たちはターゲットを若い女性へと移行しました。
若年者は資産をもっていないことが多く、一見すると現金目的の詐欺としては効率が悪いように思えます。
しかし若い女性であれば、身体それ自体に換金性があります。
たとえば、この記事のように撮影した映像を使って脅迫する、あるいは闇サイトのような場所で販売するなどで収益を上げることができます。
つまり、金銭を要求するだけではなく、裸の映像そのものが詐欺グループにとっては利益の源になるということです。
対策としては、こうした犯人の事情・思惑を理解した上で、ニセ警察であると見破る、その要求に応じないということが重要です。
もちろんこれは従来の現金を詐取する手口と同様です。
様々な手口が日々現れますが、共通する部分は必ずあります。
他の事例を知ることで、どんな手口で狙われたとしてもその被害を防ぐというのが当サイトの目的です。


記事全文

警察官を名乗る人物からの電話で現金をだまし取られたうえ、ビデオ通話で裸になることを要求されるなど、わいせつな行為を伴う新たな手口の特殊詐欺の被害が相次いでいることがわかり、警察庁が注意を呼びかけています。

警察庁によりますと、ことしに入って以降、警察官を名乗る人物からの電話で金銭をだまし取られたうえ「身体的な特徴を確認する」などと言われ、ビデオ通話中に裸になることを要求されるなど、わいせつな行為を伴う手口の特殊詐欺の被害が少なくとも6件確認されているということです。

このうち、ある女性は「口座が犯罪に悪用されている。身の潔白を証明するためには指定された口座に現金を送金する必要がある」などと言われ、現金をだまし取られました。

その後、同じ人物からビデオ通話を使って「身体的な特徴を確認する」などと裸になることを要求され、上半身裸の状態にさせられる被害に遭ったということです。

また、別の女性は警察官を名乗る人物から「逮捕を免れるためには金銭が必要で、24時間監視する必要がある」などと言われました。

その後、ビデオ通話を長時間つないだ状態にさせられて、トイレや入浴中の映像も送らされたうえで、裸の画像を使って脅迫される被害にも遭ったということです。

警察庁は卑劣で悪質な新たな手口だとして警戒するとともに、いずれのケースも警察官を名乗る人物による特殊詐欺の手口だったことから警察がSNSやメッセージアプリで連絡し、警察手帳や逮捕状の画像を送ることや逮捕を免れる理由で金銭を要求すること、それに、裸になることや入浴状況の映像を送るよう要求することは絶対にないとして注意を呼びかけています。

出典:NHK

元リンク
魚拓