💸 被害額
700万円
👴被害者
小田隆教授(男性・54歳)
🕒 発生日時
2025/5/17
📍 都道府県
京都府京都市
👤 誰から
総務省総合通信基盤局を名乗る女
高知県警察本部捜査2課の「田辺」と名乗る男
別の警察官を名乗る男
📱 使用されたツール
電話
LINE
高知地方検察庁の偽のホームページ
🎭 詐欺手口
総務省総合通信基盤局を名乗る女から電話
↓
🗣️「あなたの携帯電話から迷惑メールが大量に送られ、高知市で多くの被害が出ている」
↓
高知県警察本部捜査2課の「田辺」と名乗る男とのLINEビデオ通話に誘導
↓
LINEのビデオ通話機能を使って警察手帳を見せられる
🗣️「あなたが詐欺事件の協力者として関わっている」
↓
🗣️「逮捕状が出た」
高知地方検察庁の偽のホームページに誘導される
指示どおりに名前などを入力すると偽の逮捕状が表示される
↓
別の警察官を名乗る男
🗣️「詐欺事件の金の流れを把握するために口座を調べたいので、預金額を送る必要がある」
↓
銀行の窓口で現金700万円を振り込む
コメント
本物の警察であると信じさせるため、特定のパスを入れるとニセ逮捕状を表示するWebサイトを作り、誘導します。電話でパスを伝え、ターゲット自らに確認させることで本当に逮捕させると不安を煽る新手口です。
なお、この後この被害者はサイトドメインがgo.jpでないことに気づき、警察に相談、被害が発覚しました。
警察のサイトで逮捕状を公開することはありません。もしこのような新たな手口を見ても慌てずに、まずはお金を振り込まないことを徹底しましょう。
どの手口でも共通するのは、お金の話が出たら詐欺を疑うということです。
記事全文
特殊詐欺の被害が後を絶たないなか、京都市の大学教授の男性が、警察官を名乗る男から「逮捕状が出た」と言われ、高知地方検察庁の偽のホームページに誘導され、現金700万円をだまし取られていたことがわかりました。
大学教授は「『逮捕状』で脅され、潔白を証明したかった。お金を簡単に取られて非常に憤りを覚える」と話しています。
詐欺の被害にあったのは京都精華大学の小田隆教授(54)で、特殊詐欺の被害の実態を知ってもらいたいと、今回、NHKの取材に応じました。
小田さんによりますと、先月17日、総務省総合通信基盤局を名乗る女から「あなたの携帯電話から迷惑メールが大量に送られ、高知市で多くの被害が出ている」と電話がありました。
その後、高知県警察本部捜査2課の「田辺」と名乗る男から、LINEのビデオ通話機能を使って警察手帳を見せられたうえで、「あなたが詐欺事件の協力者として関わっている」と言われたということです。
数日後、「逮捕状が出た」と連絡を受け、高知地方検察庁の偽のホームページに誘導され、指示どおりに名前などを入力すると偽の逮捕状が表示されたということです。
そのうえで、別の警察官を名乗る男から「詐欺事件の金の流れを把握するために口座を調べたいので、預金額を送る必要がある」と言われ、銀行の窓口で現金700万円を振り込んだということです。
その後、小田さんは検察庁のホームページを確認したところ、URLのドメインが政府機関を示す「go.jp」ではなかったことから偽物であることに気づいて、弁護士と警察に相談しました。
小田さんは「『逮捕状』で脅され、守秘義務の誓約書も書かされたが、全く身に覚えがなく潔白を証明したかった。お金を簡単に取られて非常に憤りを覚える」と話しています。
出典:NHK