💸 被害額
約1億658万円
👴被害者
男性・68歳
🕒 発生日時
2024/12/17
📍 都道府県
埼玉県所沢市
👤 誰から
通信局をかたる男
県外の警察官を名乗る男ら
📱 使用されたツール
携帯電話
郵送されたスマートフォン
通信アプリ
🎭 詐欺手口
「2時間で携帯が使えなくなる」などとSMS(ショートメッセージ)
↓
信じた男性がSMSに表示された電話番号に電話をかける
↓
通信局をかたる男→県外の警察官を名乗る男
🗣️「マネーロンダリングの容疑がかかっている」
🗣️「査察調査で紙幣を確認する必要がある」
↓
男性宅にスマートフォンが届けられ、インストールされていた通信アプリでやりとり
↓
🗣️「自宅に現金を置いてください」
↓
2024年12月27日から1月14日の間、
3回にわたり現金計6400万円をビニール袋に入れて自宅敷地内に置いた
↓
袋は回収されたにもかかわらず、
🗣️「犯罪収益が見つかったので直接取りに行けない」
と振り込みに誘導
↓
1月21日から2月10日までの間、
ATMで19回にわたり現金計4300万円を指定口座に振り込む
↓
振り込み後連絡が取れなくなり、犯人が名乗っていた県外の警察に連絡して詐欺と判明。
コメント
色々と注目に値するケースです。被害額は歴代県内3位の1億超。
「携帯が使えなくなる」というSMSも、その後のマネロン捜査という口実も典型的です。
しかし、その後のスマホ郵送は珍しいです。
男性が持っていたのがガラケーだったためと推測されます。
やりとりに用いた『インストールされていた通信アプリ』が何かは不明ですが、おそらくテレグラムやシグナルなどの匿名性の高いメッセージアプリでしょう。
ガラケーではこれらアプリが使えないため、今回はスマホを郵送したものと思われます。
コストをかけていることから、事前にこの男性が資産家であるという情報を把握していたのはほぼ間違いありません。
その後は怒涛のごとく現金を奪われて行きます。
現金をビニール袋に入れて外に置かせ、それを回収。
その上で「直接取りに行けない」と嘘をつき(明らかに不自然ですが、何か工作があったのでしょう。詳細記事が待望されます)、
ATMで19回にわたって振込を指示。
これらの合わせ技で1億658万の被害です。
特殊詐欺は常に新しい手口が開発されていきますので、
「自分はSNSをやらないから大丈夫」と楽観視するのは危険です。
記事全文
埼玉県警所沢署は28日、所沢市の無職男性(68)が現金合計約1億658万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。県警によると、詐欺被害金額としては県内で過去3番目に大きいという。
同署によると、男性の携帯電話に昨年、「2時間で携帯が使えなくなる」などとメッセージが表示され、信じた男性が表示された電話番号に電話をかけると、通信局をかたる男につながった。昨年12月17日から数回にわたり、男性方に県外の警察官を名乗る男らから「マネーロンダリングの容疑がかかっている」「査察調査で紙幣を確認する必要がある」などと電話があった。
その後、男性宅にスマートフォンが届けられ、インストールされていた通信アプリでやりとりした。「自宅に現金を置いてください」と指示され、昨年12月27日から1月14日の間、3回にわたり現金計6400万円をビニール袋に入れて自宅敷地内に置いたという。
袋は回収され、「犯罪収益が見つかったので直接取りに行けない」と振り込みに誘導された。1月21日から2月10日までの間、ATMで19回にわたり、現金計4300万円を指定口座に振り込んだ。
2月10日に振り込み後、連絡が取れなくなり、県外の警察に連絡して詐欺と判明。同12日、同署に相談した。
出典:埼玉新聞