💸 被害額
約1700万円
👤 被害者
女性・63歳・看護師
🕒 発生日時
2025/3/20
📍 都道府県
兵庫県神戸市
📞 誰から
厚生労働省職員を名乗る男
石川県警の捜査員を装う男
📱 使用されたツール
電話
SNS
🎭 詐欺手口
厚生労働省職員を名乗る男
💭「違法薬物があなたの保険証で処方されている」
↓
SNSに誘導
↓
💭「口座が犯罪に利用されている」
💭「潔白を証明するには口座の現金を確認することが必要で、暗号資産で送金すればできる」
↓
4月上旬に2回に分けて相手が指定するアドレスに暗号資産計約1700万円分を送金
↓
信不通となったため不審に思った女性が警察署に連絡し事件が発覚
コメント
こちらの事件では送金の指示がその日のうちではなく、数週間後になってから行われています。
この間の詳しい事情は他の記事を探しても書いていなかったのですが、おそらく本物の警察であるという信頼関係の構築と、暗号資産への変換方法などの指示が行われたと考えられます。
犯人にとってみれば第三者への相談などのリスクが発生するため、接触から短期間のうちに完了すべきなのですが、ターゲットが独居であるなどの情報を得ている場合、このような方法がとられます。
時間をかけるメリットとしては、
・より深い信頼関係を築くことができる
・より多額の資産の現金化を行わせることができる
ということがあります。
この事件でも、1700万円という高額な被害が出てしまいました。
警察が捜査のために送金を要求することはありません。そもそも、SNSで捜査に関するやりとりを行うことはありません。
記事全文
兵庫県警垂水署は17日、神戸市垂水区内の女性看護師(63)が、約1700万円分の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると、3月20日、女性方の電話に厚生労働省職員や警察官を名乗る男らから「違法薬物があなたの保険証で処方されている」といった噓の電話があった。
男らは女性と交流サイト(SNS)でやり取りし、「(女性らの)口座が犯罪に利用されている」「潔白を証明するには口座の現金を確認することが必要で、暗号資産で送金すればできる」などと虚偽の説明を重ねた。
信じた女性は4月上旬に2回、インターネット経由で相手が指定するアドレスに暗号資産計約1700万円分を送金し、だまし取られたという。
男らは石川県内に実在する警察署の署員をかたり、送金を終えた女性に1日複数回の定時連絡を指示。送金後、音信不通となったため不審に思った女性が警察署に連絡し、事件が発覚した。
出典:産経WEST